2009年05月02日
店主のきもち

子どもが生まれるまで予想もしなかった、「外出のしづらさ」感じていませんか?
特に、慣れるまで苦労することの多い子ども連れでのお食事は、ちょっとした周りの環境や手助け次第で、何倍にも楽しいものになります。
cafemomoには、流行のキッズレストランや親子カフェのように、素敵な保育施設で子どもを預かってくれるサービスはありません。
小さな子どもたちにとって、外食は、お外のことを学ぶいい機会でもあります。
これから大きくなっていくお子さんたちが、幼稚園・保育園と集団生活に入っていくまえに、
ママと一緒にいろんなことを学べる場所でありたいなと思っています。
初めてのお食事場所でも、いつもと同じような環境なら、へんなテンションにならず、すぐに慣れることができます。
初めての外食でも、家庭料理なら、ママも中に何が入っているかわかります。
まずは、安心して食べていただけるよう、手作りの家庭料理をご用意しています。
食事の基本は、私が家族に調理するのと同じように、
「化学調味料を極力使わない」「きちんとだしをとる」「野菜たっぷり」の手作りのお食事です。
地元のお野菜・お米・かつおぶしをはじめ、いろんな旬のものが登場します。
もちろん、安心・安全の基準は人によって違います。
ですから、我が家の料理を基準にしてはいますが、それぞれの家庭の安全の基準、アレルギーやママの食のこだわりにも、
できるだけ耳を傾けています。
中に何が入っているのか細かくわかり、そして、細かい要望にこたえられるように、なるべく1から手作りの家庭料理を心がけています。
お食事のあとは、それぞれのペースで遊ぶ時間です。
客席は、かなりゆったりと配置しています。
ママのそばで遊んでも、ママと離れてお友達と遊んでもOK。
晴れの日は、ウッドデッキで元気に遊んだり、
雨の日は、絵本や積み木やブロックで、静かに遊ぶのもいいでしょう。
子どもと一緒に楽しめて、子どもと一緒にいることをストレスに感じない
ママには、「子どもと一緒にいることがストレスでない空間」を提供したいと思っています。
子どもの手の届く場所に、雑貨類や危険なものは極力おいていません。
和室も洋室も、ほとんどの席はママと同じ目線になれる座卓です(車椅子の方にはテーブルもご用意できます)
外出・外食の経験が少ない親子さんでも、おうちと同じようにリラックスできるように、特別なもの、高価なもの、壊れやすいものは置いていません。
ごちゃごちゃした飾りや、特別な演出もなるべく控えています。
「それぞれの親子のそれぞれの育児・それぞれのペースを、まるごと受け入れたいね。」ということ。
そして、「ママには少しだけ毎日が楽しくなるようなお手伝いができたらいいな」と思っています。
私自身は、H15年生まれの長女・H17年生まれの次女・H20年生まれ長男、平成24年の三女、平成26年生まれの次男、合計5人子どものママです。
週2回義母の介護(トイレ介助とか、食事介助とか…)にも走っています。
ダブルケアの大変さも、ぜひ共有しましょう。
子どもだってママだって、なんだかうまく行かなくて落ち込むときも、すごく調子良くて楽しいときもあります。
ちゃんと小ぎれいにして笑顔はもちろんいいけれど、すっぴんでガハハと笑う日も、涙が止まらない日もあったっていいんです。
どんなときも、「親子の成長を丸ごと受け入れてくれる、ほっとする親子の居場所」を目指して、身体に優しい食べ物・飲み物と、あたたかい雰囲気、ちょっと人より豊富な体験談(笑)をご用意してお待ちしています。
至らない点もあるかと思いますが、お気づきの点・ご要望などございましたら、
ぜひお聞かせくださいませ。
自宅開放子育て支援カフェ cafemomo 店主 山口ひとみ
cafemomo店主のページ(cafemomoの日常など)
Posted by ちょーさん at 19:23||
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